【若手社員向け】3種の神器(英語・IT・会計)は本当に必要か? 【結論】必要です。

ちょっとネタとして古いかもしれませんが、社会人の三種の神器として英語・IT・会計(財務)が話題になった時代がありました。

パソコンを使えない、英語わからないおじさんたちが会社の重要なポジションを占めていた時代に最初に出た話題かと思います。

確かに、言うまでもなくどれも重要なスキルですよね。

ただ、意識して身につけないと習得できないスキルでもあります。

社会人、特に大企業で働いてある程度出世したい方は必須のスキルです。

若いうちにある程度のレベルは習得しておきましょう。

目次

3種の神器を持つメリット

メリットはたくさんありますが、即効性の高いメリットだけあげます。

【英語】昇進試験・転職にTOEICのスコアが必要な場合が多い

日本で働く上では、「英語ができる」=「TOEICのスコアが高い」です。

まず、英語を話す機会がないので、TOEICで良いスコアさえ取っておけば変な足切りに合う必要もありませんし、スコアが高いだけで一目置かれます。

もちろん、英会話はできるに越したことはないですが、英会話を使う機会がない or 使いたくない 場合はTOEICのスコアだけ取っておけば問題ありません。

一般的な日本企業の場合、社内での話題も英語がしゃべれるかどうかよりもTOEICのスコアが高いか低いかだけです。

【IT】 普段の仕事が捗る&上司から仕事を任せられる

まず、自分の仕事が捗ります。

ITといってもエクセルの数式や記録マクロといった簡単なものからでも立派なITです。

あとは、余裕があれば簡単なシステムの仕組みを勉強しても良いかもしれません。

あまり使えませんが、新入社員とか数年目でIT苦手な方は「ITパスポート」の資格試験でも受けてみてはいかがでしょうか。

出来ればプログラミングも抑えていた方が良いですが、普段の仕事をする上では必須ではありません。

また、ITスキルが高いと上司から仕事を任されやすくなります ⇒ 評価が上がります。

さらに、マウスを使わないでPCを操作することに慣れておくことをお勧めします。

マウスを使わないとショートカットキーを必然的に覚えるので作業が早くなる効果もあります。

また、マウスを使わずにPC操作しているだけで、IT強そうに見えます。印象大切です。

【会計】数字で説明すると客観性が増す

こちらは会計というか、数字の方がイメージしやすいかもしれません。

何事にも説明をするときは無理やりでもいいのでなんでも数字を入れて説明する癖をつけましょう。

例えば、極端な例ですが試作した商品について上司に報告する際に

「試作した商品Xの利益は従来よりもかなり収益性が高くなりますので・・、」

と「かなり高い」や「とても人気がある」等、数字がないと、「かなり」や「とても」というのは説明者の感想に過ぎず客観性に欠けます。

上記の説明であれば

「試作した商品Xは従来のバージョンと比較して40%のコストダウンができましたので、価格下落を加味して従来商品よりも10%値引きしても30%の利益が対前年でよくなります。収支影響額は・・・」

のようなほうが効いてる側からしても、すぐ理解できますよね。

最近の上司はある程度習得しているから

冒頭で3種の神器は、「パソコンを使えない、英語わからないおじさんたちが会社の重要なポジションを占めていた時代に・・」といいましたが、その時代に若手社員だった人たちが今は重要なポジションを占めています。

つまり、最低限の3種の神器は備えている方が多くなってきています。

少し前まで、3種の神器を少しかじった程度で良かったですが、ある程度のレベルまであった方が良くなりました。

とはいっても、若手社員は現段階で苦手でも一般的に上の世代よりも有利な面もあります。

〇 IT  ⇒ デジタルネイティブのためある程度素養がある
〇 英語 ⇒ 昔の人よりはできる人が多い
× 会計 ⇒ 会社の数字を使ったり、慣れが必要

ITと英語は苦手意識の高い方もいるかと思いますが、若手のうちに習得すべきです。

会計は仕事に直結する部分が大きいので経験値がものをいうところもあります。

別記事で3種の神器それぞれの最速かつ効果的な習得方法をご説明します。

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